チャートの左右のどちら側を使うか
"A" というプレーヤーと "B" というプレーヤーがマッチ対戦しており(またはこれから対戦するか、すでに対戦した) A の観点でのマッチエクエティー(マッチ勝率)を知りたいという前提で 説明を進めます。マッチエクイティーチャートは 50% の位置に縦に引かれている線、つまり対等なスコアの線で(以降「対等スコア線」と省略)左右に二つに分けられます。
A がマッチスコアで勝ち越している場合は チャートの「対等スコア線」の右側 を使います。 逆に B がマッチスコアで勝ち越している場合は チャートの「対等スコア線」の左側 を使います。
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チャートで使用するスコアの表記法
このページでは(実際はこのサイト全てにわたって)「標準スコア表記」("normalized score notation")を使用しています。 A と B の間で戦われている 5 ポイントマッチで(そして A の観点からマッチエクイティーを知りたい場合)もし A が 3 対 0 でリードしているなら、A はマッチを勝つためにあと 2 点、B はあと 5 点必要です。 「標準スコア表記」ではこれらのマッチを勝つために必要な両者の点数を使用して「A は 2away-5away でリードしている」と表記します。(このサイトでは単に "2-5" と表記することもあります。)
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チャート内であるスコア位置を見つけ、そのマッチエクイティーを読み取る
例 1: A 3away-5away で勝ち越してしている場合
A が勝ち越してしているので、対等スコア線の右側を使用します。勝ち越している側のスコアは必ず曲線上にあります。"3away" の意味で "3" と対等なスコア線に記されている曲線を探してください。(外側から数えて三番目の曲線です。)
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負け越している側のスコアは水平な格子線上にあります。"5away" の意味で "5" と記されている線を探してください。
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これら二つの線の交点が "3away-5away" というスコアの位置になります。
チャートの上下に配置された目盛から、このスコアでの A のマッチエクイティーは 66 [%] と読み取れます。
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例 2: A 4away-2away で負け越している場合
A が負け越してしているので、対等スコア線の左側を使用します。勝ち越している側(B)の "2away" のスコアを探してください。
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水平な格子線上から "4away" の意味で "4" と対等スコア線に記された線を探してください。(上から四番目の格子線です。)
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目盛を読み取り、このスコアでの A のマッチエクイティーは 32 [%] と分かります。
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実際に1ゲーム起こり得るスコア遷移
1ゲームでは、片方のプレーヤーだけが得点し、もう一方のプレーヤーのスコアは変わりません。同一ゲーム内で両者が同時に得点することは通常はありません。この理由から1ゲームで起こり得るスコア遷移の数は限られ、チャート上で曲線を昇る方向での遷移か水平な格子線上をチャートの両端で元のスコアに近い方に向かう遷移しかありません。
例えば、元のスコアが A の観点から 6-4 (6away-4away) の場合そのスコアはチャートの左半分の中にあります。可能なそのゲーム後のスコアは対等スコアラインに向かって昇る曲線上か、 A が勝った場合は右半分の 4away の水平格子線上か、 B が勝った場合は左半分の 6away の水平格子線上にしかありません。
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もう一つの例として A が 3away-6away で勝ち越している場合、 つまりスコアの位置はチャートの右半分内にある場合、 スコア遷移は A が負けたなら 3 点までなら曲線上に、 それ以上負けたのなら左半分の 3away の水平格子線上に、 A が勝ったならそのまままっすぐ右端に向かって 起こります。
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以上は1ゲーム内で起こり得るスコア遷移ですが、 特殊な例外があります。
例外: 同一ゲーム内でのペナルティーポイント
バックギャモントーナメントではさまざまな理由からペナルティーポイントが課されることがあります。チェスクロックを使用したマッチで、片側のプレーヤーが時間を使い果たしたときに課されるペナルティーポイントが良い例でしょう。例えば A のクロックの時間が切れて2点のペナルティーを課された(つまり B が2点得た)が、そのゲームは続き、最終的には A が1点勝った場合を考えます。 スコア遷移はチャート上で "5away" と "3away" の二つの水平格子線上を跳んでいます。
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